野良猫に必要なのは餌だけか

本当に必要なのは愛情じゃないですか

 

さて、2週間程前から一時預かりいている野良出身のしずかさんですが、避妊手術の前検査で妊娠27日?経過していることが判明しました。

しかしその頃は、まだ子猫の授乳中で子育てをしている筈でした。

専門家によると、子育て中に発情期がくるのは珍しくないそうです。

 

ということはですよ?

もししずかさんが野良猫のまま1月1日に子猫を産んでいたとしたら、(実際は4月ですが、野良猫の増え方をわかりやすくする為に1月設定)その子猫らは6月で発情期を迎え交尾をし、2ヶ月後の8月に出産(猫の妊娠期間は60日)

 

そしてしずかさんは、子猫が2ヶ月頃に交尾をしているので、同年4月に子猫が誕生。

さらにその子猫達が6ヶ月後に発情期が入り2ヶ月後に出産。

すると12月に生まれる予定なので、しずかさんの子孫が1年間で24頭誕生することになります。

猫は1回の出産で5〜8頭産まれるそうです。

そこから自然界の厳しさなどで生き残るのは2〜3頭だとしても、1年間に24頭です。

24頭ですよ?

これで保護が間に合いますか?

 

野良猫さんは可愛いですが、ただ餌をあげるだけではこの24頭は路頭に迷ったままです。

野良猫さんが山に住み、自然界で生きる野生動物ならまた違った結果になるかもしれません。

しかし野良猫さんは人の手を借りています。

ご飯をもらい外敵から守られれば数が増え、病気・感染・事故・騒音・臭いなどのトラブルにも繋がります。

 

お腹をすかしている猫さんを目の前にして餌をあげるなとはいいませんが、猫さんが必要としているのは餌だけではないと思います。

野良猫さんが100頭いれば、年間2400頭の子猫が産まれます。

ただ餌をあげるだけでは、その子猫らのほとんどが殺処分。事故死。衰弱死。病死でしょう。

ほんとうに野良猫さんのことを思うのであれば、与えるのは餌ではなく愛情ではありませんか?

そして愛情は餌を与えることだけですか?

健康に気をつかい体調管理をし、心地よい寝床を与え危険から守る。

そしてその子の子孫まで責任持って飼育すること。

餌と寝床だけでは無責任の愛情です。責任ある愛情こそが本物だと思います。

 

だからしずかさんは、胎児宮摘出と避妊手術を行いました。

 

↓手術痕あり

 

 

授乳期間中の妊娠は、低栄養下のもとで胎児が育つことになるので未熟なまま産まれることがあります。

そして連続した出産は母体にも負担がかかる為、子宮破裂や、ストレスから飼育放棄や子猫を食べてしまうことも多いそうです。

貰い手も決まっていない今、しずかさんの健康のためにも手術を行いました。

 

なので、野良猫さんにごはんを与えている方。

家猫さんだけど外へ自由に行き来できるようにしている方、

避妊・去勢手術のご検討を願います。

 

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